発達障害

私は『発達障害』で情報収集してたら育児うつになりました

発達障害
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お悩みママ
お悩みママ

ネットでうちの子に近い情報を探すと、発達障害に当てはまることばかりで調べれば調べるほどショックが大きくなっていく…。どうしよう…やっぱり私の子、発達障害かもしれない(泣)

 

 

わかります、その不安。私も最初はそうでした。怖くて辛いですよね。誰にも相談できなくて、誰にも知られたくなくて、近くに頼れる親や親戚友人もいない。

 

頼りはネット情報だけ。障害じゃないと安心したくて救いを求めても、ネットに出てくるのは我が子が発達障害だと裏付ける情報ばかり。

 

miyuki
miyuki

不安で怖くて、何も手につかなくなりますよね。私は次女に発達障害の疑いが出始めた時は情緒不安定になって、育児も最低限なことだけで精一杯でした。

 

母親の精神状態が不安定になると、被害を受けるのはやっぱり子供なんです。私は不安定な状態が続いて育児うつになってしまいました。

 

発達障害で情報収集するとうつ状態に陥りやすい

 

この頃の私はとても焦っていて、一日でも早く次女に成長してほしかったんです。

 

次女の希望や気持ちを汲み取るには、いろいろ質問して探り当てなければならないので矢継ぎ早に質問したり、最悪な時は怒ったりして、無理やり次女の言葉を引き出そうとしていました。

 

でも成果はなかなか現れず、1歩進んでは2歩下がるの繰り返し。

 

悪い情報に振り回されて、うつ状態が悪化

Image by Anita S. from Pixabay

 

何をしても進歩のない毎日に、次第に常にイライラするようになり、抑えきれずに爆発して次女を怒鳴ることもありました。

 

そして次女もそんな私を怖がったり、自分の要求を私がすぐに汲み取れない事に対して怒ってきたり、癇癪を起して1時間以上泣き叫ぶことも日常茶飯事。

 

 

ただ泣くだけのレベルじゃない、キーキー声で泣き叫ぶんです。聞いてるだけで私も発狂しそうになるし、第3者が聞いたら間違いなく虐待を疑うような悲痛な声。

 

発達障害児のワンオペ育児でうつ状態が悪化

Image by Free-Photos from Pixabay

 

近所に頼る親もいなくて、夫は仕事で早く帰れる日は少ない。

 

周りに頼れる友達も、ママ友もいない。当時は長女も幼稚園児だったからまだまだ手がかかる。そんな中で次女に発達障害の疑いがある事実。

 

ほとんど自分一人で育児をやらないといけない現実に、私自身も壊れかかってました。

 

娘の泣く姿を見て、自分が最低の人間になったように感じて、私なんかが母親で子供が可哀そうなんじゃないか?私なんか消えた方が良いんじゃないか?このままだと、小さな子供に手をあげてしまうんじゃないか?

 

 

それが怖くて怖くて、気持ちが限界で、私は、私から子供を守るために、自分で児童相談所に電話をしました。

 

miyuki
miyuki

すみません…、育児が辛いんです…。子供に手を上げそうで怖い。。助けてほしいです…っ

 

 

30代後半にもなる大人が、初めて電話で話す人に助けを求め、声を出して泣いてしまいました。

 

自分が情けなくて仕方なかったけど、今思うとこの電話が、私と次女の療育生活への第一歩だったと思っています。

 

ワンオペ育児にならない対策を取り、うつ状態を緩和

Photo by Isaac Quesada on Unsplash

 

定型発達(健常児)の子供を一人で育てることも大変なのに、発達障害児を一人で育てるなんてもっと無理です。お母さんの方が先に心労でつぶれてしまいます。

 

お悩みママ
お悩みママ

そんなこと言われても、頼れる人が近くにいないから一人で育児するしかないんです。

 

miyuki
miyuki

わかります。私もそう思ってました。ママ友もいない、近所に頼れる親や親戚もいない、夫に育児のために仕事を早退してなんて言えるわけないって。

 

 

でも世の中には、赤の他人の子育てを支援する仕事をしている人がいるのです。私は児童相談所で、「頼る人は身近な人間じゃなくても良い」ってことを教えてもらえたんです。

 

自治体の子育て支援を受けてうつ状態を緩和

Photo by Rosie Fraser on Unsplash

 

今あなたが住んでいる地域にも、その地域を管轄している役所や保健センターがあると思います。その施設には、親や子供の支援を行う部署や担当者がきっといるはず。

 

全く面識のない赤の他人でも、育児支援を仕事としている人になら頼りやすいですよね。

 

 

実際私も、周りに頼れる人はいませんでしたし、ましてや挨拶程度の仲のママ友に助けを求めるなんてそんな高度なコミュニケーション技術は持ち合わせていなかったので、児童相談所で教えてもらったように、子育て支援を仕事にしている方に助けを求めてみる事にしたんです。

 

情報収集するならキーワードは『育児支援』で。

 

miyuki
miyuki

ネガティブなワードで検索して落ち込むより、自分の住んでいる地域に子育てを支援する行政サービスがないかを調べてみませんか?子供の支援も大事ですが、一番先に守られるべきは育児を実際にしていくお母さんの心と体だと私は思います。

 

療育は、そのあとのお話。まずはお母さんが元気になることが大事です。

 

その為に、助けを求めちゃいましょう。孤独な育児環境をなんとかして、負担を軽くしちゃいましょう。今までもすごい頑張ってきているので、一人で頑張ることを辞めたって誰も責める権利なんかない。

 

他人に頼っちゃって大丈夫。だってそれを仕事にしている人たちがいるんですもん。

 

お母さんが笑えば、子供も笑ってくれますから。そのためにも、まずはお母さんが元気になりましょう。

 

今回の記事のまとめ
  • 焦ってあれこれしても空回りで親子仲が険悪になる可能性が高い。
  • 一人で発達障害の子の育児をするのは無理。心が壊れる前に支援を。
  • 自治体には障害支援サービスがある所が多い。役所に相談しよう。
  • 情報収集は「支援について」調べた方がメリットが多く効率が良い。

 

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miyuki(イラストレーター)

ADHDの長女、自閉症の次女を育てる2人姉妹のママ。

発達障害な姉妹との療育生活や、コミュ障の悩みなど、日々ラクに暮らす方法を探し求めています。

このブログで使用しているイラストは帰属が明記してあるもの以外はすべてmiyukiのオリジナルですので無断転載はご遠慮ください。よろしくお願い致します。

 

発達姉妹とコミュ障ママ
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