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育児がツライです…。近くに頼れる人も親もいない。夫は仕事で帰りが遅いし、全部私一人でやらなきゃいけない。もう無理…。限界…っ。逃げ出したい…っ(泣)

その辛さ、すごいよくわかります。私も何度も泣いて、何度も逃げたいと思いました。母親辞めたいと思ったこともあります。健常児でさえ、ワンオペ育児は辛いのに、発達障害児を一人で育てるなんて本当に気が狂うほど辛いですよね。(大げさではない。マジです)
私も実際に辛すぎて育児うつになりました。
近所に頼れる親もいない、友達もいない、夫も帰りが遅くてワンオペ育児でやっていくしかなかった私がどうやって今、気楽に育児ができるようになったのか。その経緯をお話したいなと思います。

でもその前に一つだけ。
でも世の中には向き合うのをやめて、自分の楽を取ってネグレクトする人や、子供の前からいなくなってしまう母親が実際にいるんです。
でもあなたは違う。逃げたくても現実はこうして、逃げずに子供の傍にいる。
それだけで、あなたは愛情深いお母さんなんですよ。自分を責める必要なんてひとつもない。

私が実際にかけてもらった言葉です。とても励みになったので、受け売りですがあなたにも同じ言葉を贈ります。
児童相談所に電話をし、泣きながら助けを求めた話

Photo by Anthony Tran on Unsplash
1歳半検診で言葉の遅れを指摘され、不安と焦りで発語をうながしてみても全部空回りの毎日。日に日に次女の癇癪はひどくなり、長女も私のイライラした姿に怯えた様子。
次第に思考回路が、「自分は最低な母親だ。自分が母親で子供が可哀そうだ。自分なんて消えた方がいい」というような事を常に考えるようになってしまいました。

今考えると、この時もう既に育児うつになっていたんだと思います。
そんな精神状態の中で、ある日いつもの次女の癇癪に耐えられなくなってしまう時が来ました。
でも衝動をもう抑えられない!誰か助けて!(泣)という窮地に立たされ、そんな自分を止めて欲しくて私は児童相談所に電話をかけました。

もう育児が辛いんです……すみません、助けてくれませんか?
このままだと子供に手をあげてしまいそうで怖い…っ。
正直に、本当にそのまま言いました。それで児童相談所が私を危険人物として見張ってくれたら子供を守れると思って。そのまま助けてくれとお願いしました。
「一人で辛かったでしょう。大変でしたねお母さん」

Photo by Marc-Olivier Jodoin on Unsplash
厳しいことを言われると思ってました。
親やママ友に頼りなさいとか、上辺の対応だけされるかもと思ってました。
でも相談員さんは私の何が辛いのか、ゆっくり、優しく話を聞いてくれました。そして私が現状を全部伝えた後、相談員さんに言われたんです。
それを聞いた瞬間、涙腺が決壊して私は泣き声をあげてしまいました。

うぅ~…っ
育児をしているママにとって、大変だったね。辛かったね。頑張ったね。この労いの言葉でどれだけ救われるのか、その効果を身をもって知りました。
問題は何も解決してないんです。相談員さんに現状の辛さを吐き出しただけ。そして労いの言葉をもらっただけ。でもそれだけで、すごく気持ちが軽くなったんです。
児童相談所は発達相談も受けている

Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash
私の地域の児童相談所は、相談のみを受け付けていて、実際に介入するのはまた別のケース(療育手帳発行など)になるので、その時の電話では保健師さんの自宅訪問を勧められました。
誰かに辛い気持ちを話すことは大事なんだと気付かされた一日でした。少し話しただけで気持ちの軽さが全然違うんです。
周りに話せる人がいないお母さんは、私みたいに児童相談所の相談員さん、保健師さんに辛い気持ちを話してみてください。きっと力になってくれると思います。
この経験で学んだこと【辛い気持ちは吐き出そう】

Photo by Amy Hirschi on Unsplash
心療内科に通っている私が身に染みて思うのは、辛い気持ちはその都度アウトプット(吐き出す)しないと知らずにどんどん蓄積されて、その後の自分の首を絞めるということ。
それは、いずれ子供への態度に出てしまい、影響を与えてしまいます。

でも夫に愚痴を言っても正論で返されて逆にストレスたまるし他に気軽に愚痴を言える人なんていないんです。

夫に愚痴ると逆にストレスたまるの私も同じです(笑)周りに話せる人がいない人こそ、相談員さん、保健師さんを頼ってほしいなと思います。
愚痴れる人がいないママは『紙に辛い気持ちを書きだす』

Photo by Jess Bailey on Unsplash
あと他におススメなのが日記です。愚痴日記は効果抜群だと私は思います。
かといって、ストレスMAXの時って無気力で何もする気になれないんですが、心療内科の先生に勧められたので(面倒くさい…)と思いながら書いてみたらあら不思議。
どれだけ不満を溜めているんだと自分にびっくりしましたが、実際に書いてみて先生が日記を勧めてきた理由を理解しました。
- 気分がスッキリする
- 立ち直りが早くなる
- 後日読み返すことで、立ち直っている自分を認知できる(これ大事)
この3つを実感することで、落ち込んでもその気持ちは長く続かないこと、日記に書けば短期間で立ち直れることがわかっているので、うつ状態の悪化を防ぐことができるようになります。

私も愚痴日記を書くことでストレスを適度にガス抜きできているので、日記はおススメです♪ただ、夫や子供には絶対見せられない禁断の日記になってしまいますが(苦笑)
ママの笑顔が増えるなら、禁断の日記でもOKでしょう!
- 児童相談所は育児・発達相談での母親支援もしていた
- 素直に辛いと言ったら、相談員さんはしっかり相談にのってくれた
- 辛い気持ちはすぐにアウトプット!が大事。愚痴日記のすすめ