療育【児童発達支援】

成長と共に療育先が合わなくなったので変更した話

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お悩みママ
お悩みママ

実は、最近療育先を変えようか迷ってるんです。でも変更するには中途半端な時期だし、変えるにしても他に良い所知らないし、逆に良い所見つかっても空きがあるかわからない。先生にも懐いてるしなぁ…とかいろいろ考えてると身動き取れなくて。。

 

miyuki
miyuki

わかります。その不安な気持ち。就学までの時間は限られているので、子供の成長と療育にズレが生じてくると親としては焦るし悩みますよね。。私の場合、結論から言うと療育先を増やしました。

 

 

次女は2歳の頃から療育に通っているのですが、2年以上も通っていると何度も同じ作業を繰り返すことになるので、本人も飽きますし、出来る事をやるだけなので成長に繋がらなくなってしまうんですよね。

 

でも療育に来る子は次女だけではなく、通いだして日が浅い子や障害が重い子もいるので先生達は当然そういう子たちにも出来るカリキュラムを組むわけです。

 

療育の授業参観を見ていると、2年目に入ったくらいから作業も本人が出来る事ばかりで学びがなく、先生たちは他の子のフォローに回ってしまって次女が暇そうにしている所を何度か見たのでこのままで成長するのかなぁ…と悩んだものです。

 

週5日、2年通ったら次第に療育内容が合わなくなってきた

Photo by Caroline Hernandez on Unsplash

 

次女は自閉症の特性が良い影響を及ぼしてルーティンワークが得意です。(逆にイレギュラーな事が苦手)1日の流れ通りに行動したり、机に座って作業するのは問題ないんです。

 

これは次女が週5日、2年療育に通って頑張った努力の賜物。

 

最初は私以外の人間には警戒心むき出しで泣いてパニック起こしたり、ルーティンワークどころじゃなかったんですよ。2年かけてやっと先生と少しコミュニケーションが取れるようになり、作業も余裕でできるようになり…、とだんだん成長していったんですが、2年目以降にその成長が止まりました。

 

理由は上記にあるとおり、成長した次女に療育カリキュラムが合わなくなってきたから。

 

私たちの目標と療育カリキュラムがズレてきた

Image by Wokandapix from Pixabay

 

当時次女が受けていた療育カリキュラムは、机に座っていられない多動症の子には効果があるものだと思うのですが、机に座って作業するのが得意な次女には刺激がないので効果があるのか微妙でした。

 

私たち夫婦が2年前から変わらない1番に掲げている目標は、次女が喋って人とコミュニケーションを取れること。

 

でも平日に療育に通ってくる子たちは、次女と同じく言葉が遅れている子ばかりなのと、そもそも他者とコミュニケーションが取れない子達が多いので次女が声を発して喋る機会がほとんどない。

 

これでは目標達成はほど遠いと頭を悩ませていました。

 

更なる成長を目指し、発達障害児を受け入れている幼稚園を探す

Photo by Rashid Sadykov on Unsplash

 

幼稚園との併用を決めたのはやはり療育の授業参観で次女の様子を見たのがきっかけです。

 

夫も一緒に見に行った事があったんですが、やはり夫も『工作とかはもう出来るんだよな~。もっと声を出して喋る様な遊びをして欲しいんだけどな…』とボヤいて、やはり今のカリキュラムは次女に合っていないと意見が一致しました。

 

そこで以前、私が鬱になった時に相談した保健師さんが『発達障害児を受け入れてくれている幼稚園はあるから次女ちゃんも大丈夫』と言われたのを思い出し、すぐに発達障害児を受け入れている幼稚園を探して出して現在の幼稚園に入園することができました。

 

現在は幼稚園週4日、療育週3日通っています。

 

幼稚園への途中入園を決めた際に療育先と話し合いました。

 

基本的には入園を喜んでくれましたが、2年間次女を見てきたので療育カリキュラムについては、出来るだけ要望に応えたいと言ってはくれたものの、こちらの要望を伝えるとやはり他の子たちの手前、次女用にカリキュラムを変更するのは現状難しいということになりました。

 

miyuki
miyuki

ということで長年通っていた療育施設は、一番こちらの要望に近いカリキュラムを行っている休日に日程を変更し、平日幼稚園に行っているお友達組と外遊びをめいいっぱい楽しんでもらうことにしました。

 

 

通う頻度は実際には週1で前よりかなり減ったんですが、週5通っていた時より全然言葉の発達が早いし基礎体力も向上しました。

 

これは週4日の幼稚園で健常児と触れ合っていることや、外遊び重視の療育先に平日通っていることもかなり影響していると思います。

 

やはり成長するには刺激が大事な要素なんだと思います。

 

成長に行き詰った時、子供の様子を見て環境を変えることも大事

Image by tolmacho from Pixabay

 

長年通っていた療育先の日程を減らし、幼稚園に行かせるのはとても勇気が要りました。
次女が初めて家族以外で心を許せる先生に出会い、安心して過ごせる場所だったからです。

 

その場所を無くして新たな環境に次女を入れる事は、また恐れを感じさせてしまうことになるので本当にかなり悩みました。でも、成長に行き詰ったままだと一向に幼稚園、小学校に適応できない。

 

miyuki
miyuki

ずっとその療育施設で生きていけるわけではないんです。ぬるま湯で心地良いかもしれないけど、いつかは小学生になるので出ていかなきゃいけない。

 

 

今の状態のまま、いきなり週5で小学校に入れる方がもっと次女にとって辛いことだと思い、小学校入学までの間に出来るだけ成長してもらうことを選びました。

 

もし、成長に行き詰ったなと思ったら、思い切って環境を変えるのも一つの方法だと思います。

 

うちの次女は幼稚園も療育先も次女に合う所を見つけられたので、今のところ楽しく通っていて、大きな声も出せるようになったし語彙力もかなり増えました。

 

小学校入学までの期間、次女のペースでコミュニケーション能力を育てていってほしいです。

 

この記事のポイント
  • 自分たちの希望と療育カリキュラムがマッチしなくなった。
  • 更なる成長を目指し、幼稚園に途中入園した。
  • 成長に行き詰ったら環境を変えるのも大事。

 

 

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miyuki(イラストレーター)

ADHDの長女、自閉症の次女を育てる2人姉妹のママ。

発達障害な姉妹との療育生活や、コミュ障の悩みなど、日々ラクに暮らす方法を探し求めています。

このブログで使用しているイラストは帰属が明記してあるもの以外はすべてmiyukiのオリジナルですので無断転載はご遠慮ください。よろしくお願い致します。

 

発達姉妹とコミュ障ママ
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