うちの子で自閉症でもうすぐ小学校入学なんだけど、ひらがなを書く練習とか全然やってないの。子供に付きっきりで勉強教えるのは親の負担が大きくてしんどい…。みんなどうやって教えてるの?
わかります、その気持ち!ただでさえ日々の世話で大変なのに、勉強まで教えるとなると親の負担が半端ないですよね。私なんてイライラしちゃって仕方ありませんでした。
でも小学校のことを考えると、最低限の読み書きができないと教科書を読んだりノートを取ったりすることに苦労するのが目に見えている。
でもこれ以上親の負担が増えるのはツライくて耐えられない!!ということで私が取った手段が、以前にもお話したタブレット学習を取り入れること。
今回は、スマイルゼミを始めて5か月目に突入した次女の勉強の効果を解説したいと思います。自閉症の子供の勉強法に悩んでいる方、スマイルゼミを検討している方の参考になれば嬉しいです。
スマイルゼミを初めて5か月目。効果はあったの?
結論から先に言うと、効果はあります。
- 問題の概念が理解できるようになった
- 文章の発音がよくなってきた。
- 文字の読み書きができるようになってきた
- ペンの握り方が安定して筆圧がしっかりしてきた
今私が把握できている効果は上記4つです。
特に「文字を書く」に関しては、当初はペンの握り方が安定せず筆圧が弱かったので、ミミズみたいな線しか書けなくて、人が読める字は書けませんでした。
さらに次女は間違えるのが大嫌いなので、思うように文字が書けないとすぐに機嫌を損ね、酷い時は癇癪起こすので、学習させるのは本当に大変なんです。。
そんなお手上げ状態の時に縋ったのが◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ通信教育 【幼児コース】でした。
次女はSwitchやiPadなどのガジェットが大好きなので、今のところスマイルゼミは抵抗なく続けられています。
自閉症の次女が、5か月間タブレット学習を続けるとこうなる
5か月経つと、ちゃんと人が読めるレベルの文字を書けるようになりました。
これはつい最近、幼稚園で作ってきた七夕の笹飾り。先生のお手本の字を見ながら真似して書いたそうです。
以前は自分の名前すら書けず、震えたミミズの線しか書けなかったのに、筆圧がしっかりしてきましたね。
特に自分の名前は、一番上手に書けるようになっています。(画像では消してます)
答えを書き込むとその場で正解がわかるのが良い
スマイルゼミは答えを書き込むごとに、その場で答えが正解か不正解かを教えてくれるので、1問ずつ成功体験を積んでいけるのが良いと思います。
次女も1問正解するごとに「やったー!」と喜びながら進めているのでモチベーション維持に一役かっています。
音読学習が含まれているので発音が良くなる
次女はまだ発音が曖昧なので個別療育で発語訓練を受けているのですが、スマイルゼミは音読学習も含まれており、音読した自分の声を録音する機能がついています。
音読は幼児向けの短い文ですが、いろんな発音ができるような構成になっていて、まずお手本でタブレットが正しい発音で文を読み、その後に次女が真似をして音読し、声を録音します。
最後に録音した音を聞いて確認するところまでが一連の「音読」の学習になります。これが次女にはかなり効果があって、文字は濁音なども含めてほとんど読めるようになったし、発音も明瞭になってきました。
問題の概念がわかるようになる
一番良かったと思うのは、次女が問題の概念が理解できるようになったことです。スマイルゼミをやる前はドリルをやっていたのですが、なかなか問題の意味が理解できず、私がその都度説明していたりしました。
でもスマイルゼミは絵や音声でわかりやすく問題文を読んでくれるので、視覚的に問題を理解することができ、問題を解くまでの時間がとてもスムーズになってます。
数をこなすうちに1回聞いただけで答えを導き出せるくらいまでになりました。
親は最後にチェックするだけで良い
私が一番のメリットを感じているのは、親は最後にチェックするだけで良いという手軽さ!
もちろん、問題によっては教えなくちゃいけないところはありますが(英語とか)、問題はスマイルゼミ自体がわかりやすく読んでくれるし、答えやすいように誘導してくれるし、丸つけもしてくれるし、基本的に親は何も手を出さなくて大丈夫。
「きょうのできた」の項目で子供がその日に学習した内容に、親が良く出来ましたシールを貼ったり、ペンで丸つけできたりするので、そこでベタ褒めするだけでいいんですよ!
楽チン過ぎて親の私の方が、もう本屋で売ってるドリルで自分で教えるとか無理!な状況になっています。だってスマイルゼミが自分の代わりに全部やってくれるんですもん。有難すぎる!
軽度知的障害を持つ次女でもわかりやすい内容です
次女は療育手帳を持っているので、軽度知的障害の扱いです。
それでもスマイルゼミを問題なく解き進められているし、しっかり上達もしているので、言葉がある程度通じて視覚優位の自閉症の子であれば楽しく学習できる内容だと思います。
ただ、やはり発達障害の子は成長がスローステップです。うちの次女も週に3~4回を5か月続けてようやく人が読めるくらいの字が書けるようになりました。でもまだ誤字脱字が多いです。
しっかり「ひらがな」が書けるようになるには、まだ半年以上かかると思っています。5か月やってみて、習得のスピードを見て、やはり年中から始めて良かったと思いました。
今のペースいけば、小学校入学までにギリギリ間に合うかな?レベルだと思います。
今回のまとめ
うちの次女の学習効果はこんな感じです。
- 問題の概念が理解できるようになった
- 文章の発音がよくなってきた。
- 文字の読み書きができるようになってきた
- ペンの握り方が安定して筆圧がしっかりしてきた
- 親が付きっきりで勉強を見なくても良い(親のメリット)
ちなみに、ご褒美機能でついているマイキャラパーツコレクションですが、今の次女のマイキャラはこんな感じになってます。
季節が七夕なので織姫バージョン。
ルーレットで織姫ドレスのパーツが当たった時は喜んでました。こういう女子の心をくすぐる機能も次女が続けられてる理由の一つなのかも。「あつ森」のゲーム大好きだしね。
解説は以上です。参考になれば嬉しいです!