育児うつ

「発達障害児の育児がツラい…」を楽にする方法

育児うつ
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お悩みママ
お悩みママ

ただでさえ育児って大変なのに、発達障害児の育児って意思疎通から難しくて育児のコツなんて通用しないことばっかり。多動や癇癪で人に迷惑かけると思うと肩身せまくて外出するのがツライ…。

 

miyuki
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わかります!その気持ち!以前の私もそうでした。特にうちの次女は自閉症なので私たち親以外の大人の目が合うだけで大号泣するし、私が次女の言葉がわからなくて意思疎通ができない時も癇癪おこしてギャーギャー騒ぐので、一時期本当に外出が辛かったです。。

 

 

それでも家で二人きりでいるともっと辛くて、2時間以上ドライブすることもありました。

 

そして次第に限界が近づき、心療内科のお世話になることに。そんな私がうつ状態から抜け出すためにいろいろ試した中で効果があったものをご紹介していきたいと思います。

 

参考になれば幸いです。

 

 

「発達障害児の育児がツラい…」を楽にする方法とは?

Image by 1388843 from Pixabay

 

育児ストレスを最も発散できる方法は、やっぱり気心知れた人に愚痴ったり相談したり、気晴らししたりなど、自分の心のうちを吐き出せる場所があること。に尽きるかなと思います。

 

それが配偶者だったらとても幸せなことですが、私の夫みたいに共感能力の低い旦那さんだったりすると労いの言葉も何もなく、実際に試すには難しいことをサラッとドヤ顔でアドバイスされたりして、ストレス発散どころか逆に溜め込んでしまうという悪循環に陥ることがあります。

 

 

なので、相談先は適材適所があることを念頭に入れておいた方がいいです。

 

miyuki
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というわけで、私みたいにコミュ障で人付き合いが苦手な人は日記で吐き出すことをおすすめします。

 

今すぐツラい気持ちを紙に書く【愚痴日記のススメ】

Photo by Peter Olexa on Unsplash

 

心療内科に通い始めたころ、先生に宿題として出されたのが日記でした。

 

自分が今何をストレスに感じているのか、また落ち込んだりした時にその状況をメモして、どう感じたかなどを書いてきてくださいと言われました。

 

miyuki
miyuki

日記はいつも三日坊主の私には結構な難題で、更に当時はうつ状態で何もする気が起きなかったので、最初の頃は『面倒くさい…』と思いながらも次の診察に提出しなくてはいけないので、ほぼ義務感で書いていました。

 

 

でもいざ書いてみると、不満や不安が止まらなくてペンがすすむ。(苦笑)

 

辛いことがありすぎて、全部書こうとして最初の頃はかなり長文の日記を書いていました。なんのまとまりもなく、ただ感情的に書き綴るだけの日記です。

 

今思うと先生も読むのがかなり大変だったと思います。でも毎回全部読んでくれて、私が泣きながら日記の内容を話すというカウンセリングを何度も繰り返すうちに、徐々に自分の変化に気づいてきました。

 

 

辛い気持ちを日記に書いてから、寝不足も解消してきて落ち込んで2日3日寝込むということがなくなったんです。

 

日記に書くことで自分の感情を可視化して、客観的に見る

Photo by Dennis Ottink on Unsplash

 

メンタリストのDaigoさんの動画でもよく、紙に気持ちを書きだす事は科学的に効果があると話されてますね。

 

最初は先生に言われるがまま日記を書いていたのですが、daigoさんの動画で「なるほど!」と納得できてそれからは自分の感情や考えを整理し、客観的に見るために日記を書くようになりました。

 

その頃からダラダラと長文で書くことがなくなり、情緒不安定な状態で愚痴を書きなぐっていても先生が読みやすいような文章を心がけようという思考も同時に働いて、私の辛い気持ちをわかりやすく先生に伝えるにはどう書くのが良いか?

 

 

と考えながら書いてるうちに、気持ちが安定してくるから不思議です。

 

たぶん、文章をまとめる作業をしてるうちに自分の感情や記憶も整理されて、客観的にみることができているのかなと思いました。

 

miyuki
miyuki

愚痴日記の編集中に問題の解決策が浮かんでくることも何度かあって、ひとつひとつ前に進んでいるのが日記を読めばわかるんです。たぶん、前に進んでいる状況を日記で可視化することにうつ状態を改善する効果があるのかもしれないですね。

 

発達障害・精神・心療の専門家に相談する

Photo by humberto chavez on Unsplash

 

私は現在も心療内科に通院しています。もうすぐ2年になるでしょうか。今はだいぶ改善して先生と笑いなが近況報告ができるようになりました。

 

通い始めの頃なんて、毎回診察でボロボロ泣いていたのが嘘のようです。

 

 

私はコミュ障なので近くに相談できる人がおらず、一番身近な夫に相談しても逆にストレスたまるだけだったので心療内科の先生に助けを求めました。

 

私の場合は友人、ママ友に話してもうつ状態が改善することはなかった

Photo by Eric Ward on Unsplash

 

親しい友人には全て話して相談することもありますが、私個人的にはやはり専門家に相談するのが一番自分の精神状態の安定につながると思っています。

 

育児の悩みって、やはり子供の個性はそれぞれなので同じママ達との本当の意味での共感は難しいと私は思います。抱きたくなくても他の子と我が子を比べて嫉妬や妬みも生まれるし、劣等感も生まれることもあると思うんです。

 

miyuki
miyuki

更に発達障害児の育児はもっと大変で、療育とかプロの力を借りないと本当に母親のメンタル潰れます。私も実際に病んで心療内科に通院してるので。

 

 

障害の出方やどのくらいの重さなのかも子供によって全然違うので、発達障害児を育てるママ達の間でも本当の意味での共感も難しいと思います。

 

その辺を踏まえて、自分の精神状態を平和に保つ点にフォーカスするなら私はママ友や友人より専門家に相談するのが一番だと自分の経験を通して思いました。

 

 

嫉妬もしないし妬んだこともない、ママ友達に話しただけで救われてる!という人はそれで良いと思います。

 

私みたいに他人の目を気にしやすいママさんは心療内科の先生や療育の先生など、プロに相談した方が精神上健康でいられると思うので、自分に合いそうな方法を試してみて下さい。

 

ながら育児でラクをして、怒る回数を減らす

Photo by Dan Gold on Unsplash

 

これはあくまで私の取った方法なので、育児として正解かどうかはわかりません。

 

私個人の考えとしては、子供にどのくらい向き合えるか?というより、母親が常に情緒不安定で子供に顔色を伺わせる日常の方が良くないと思っているので、手を抜いて楽をし、自分の心の平穏を保ってます。

 

 

本当は精神が常に安定していて、子供と常に向き合える母親が理想なんでしょうが私はその理想に程遠いので、子供のために自分の出来る事から始めるしかありません。

 

子供に向ける目の半分を違う事に向けることで辛さが減る

Photo by BRUNO CERVERA on Unsplash

 

私の『ながら育児』は、youtubeなどの動画を聞き流しながら家事育児をすることです。

 

これはたまに子供の呼びかけも聞こえない時があるので夫に怒られることもあるんですが・・・それでも子供とがっつり向き合った結果うつ状態になったので、私にはこの方法が健康的なんです。

 

子供も委縮することもなくなり、笑顔で話せることが増えました。多少のやらかしも、ヒステリーを起さずにスルーできる回数も増えてきました。

 

笑顔で子供と生活できるなら、そっちの方が何倍も良いと私は思っています。

 

今回の記事のポイント
  • 辛い気持ちを誰かに話す or 愚痴日記を書く。
  • 自分の辛さや感情を紙に可視化すると客観的に見ることができる。
  • 100%子供と向き合う必要はない、楽しても良い。
  • 笑って子供と暮らせることにフォーカスする

 

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miyuki(イラストレーター)

ADHDの長女、自閉症の次女を育てる2人姉妹のママ。

発達障害な姉妹との療育生活や、コミュ障の悩みなど、日々ラクに暮らす方法を探し求めています。

このブログで使用しているイラストは帰属が明記してあるもの以外はすべてmiyukiのオリジナルですので無断転載はご遠慮ください。よろしくお願い致します。

 

発達姉妹とコミュ障ママ
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