第3者に、子供の発達検査を勧められちゃった…。発達検査ってどういうことするの?どこで受けられるの?もしかしてうちの子、発達障害なのかな…。
わかります。その気持ち。私も次女の障害がはっきりしない期間はずっと不安で仕方なかったです。
診察に行って「うちの子は発達障害なのか?」って聞いても「様子を見ましょう」しか言われなくて何もわからないまま1年を過ごすのはとても辛いものがありました。
私の場合、様子見のグレー期間が長かったので検査が受けれるとわかった時は逆にこれではっきりする!と検査が待ち遠しかったです。
発達検査は、その子の知力や体力が実年齢に対してどれくらい成長しているかを調べる検査です。その結果で発達に遅れがあるかどうかがわかります。
うちの次女も2歳の時に新版K式発達検査2001という発達検査を受けました。その時の記憶で具体的に何をするのか説明したいと思います。
次女が受けた新版K式発達検査2001について解説
新版K式発達検査2001は「姿勢・運動」、「認知・適応」、「言語・社会」の3つの領域から発達指数を割り出します。所要時間は大体15分~60分程度になります。
この検査を受けるきっかけは、大体が第3者から発達検査を受けるよう言われるケースがほとんどだと思います。(1歳児検診&3歳児検診で成長が見られない、保育園・幼稚園の先生から打診される等)
こちらもすぐに検査を受けるのは難しく、次女の場合は大体1か月待ちでした。
新版K式発達検査2001でわかること
■姿勢・運動
■認知・適応
■言語・社会
この3つの領域から本人が年齢に対してどれくらい成長しているかを調べ、発達指数(DQ)を割りだすことで発達の遅れの度合い、知的障害の有無などがわかるそうです。
次女の検査結果で、半年~1年ほどの成長の遅れが判明
次女の検査結果は支援の手続きで提出してしまって手元にないのですが、発達指数の結果からいうと
DQ65でした。(2回の検査とも)
DQ70以下が知的障害の範囲なので、検査結果では次女は軽度知的障害になります。
- DQ20以下→最重度知的障害
- DQ21~35→重度知的障害
- DQ36~50→中度知的障害
- DQ51~70→軽度知的障害
- DQ71~100→平均(健常児)
この検査で運動神経、認知適応能力は平均値だったのに対し、言語理解力、表現力が平均値以下だったことで、次女のコミュニケーション能力の低さ、集団生活への適応能力の低さが判明しました。
この結果から次女が幼稚園、小学校での集団生活に適応するのが難しい事が見てわかります。
2年間療育を受けていてかなり成長したにも関わらず、2回目の発達検査でも数値が変わらなかったのが結構ショックでした。
でも検査をしてくれた児童心理士さん曰く、
と言われました。
発達検査については元々自閉傾向の強い子供は検査する人に対して話さない子も多いので、数値が低くなりやすいそうです。ということで、また時期をみて改めて発達検査をする予定でいます。
発達検査を受けるメリット
発達検査はネガティブなイメージを持たれる方もいるかと思いますが、私は検査を受けることで生じるデメリットはないと思っています。
確かに数値が低く出るのはショックかもしれませんが、うちの次女はこの検査を受けたことで役所でも療育に通う手続きがスムーズに出来ましたし、実際に療育に通えて次女も大きく成長することができました。
そして今では幼稚園に通えるまでになっています。
それを考えるとやはり検査を受けて良かったなと思うのでデメリットは特に思いつきません。
早期療育を受けるのに役立つので、この記事が参考になれば嬉しいです。