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【読書レビュー】まんがでわかる最高の体調【鈴木祐】

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miyuki
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こんにちわ!miyukiです。今回は鈴木祐さんの『まんがでわかる最高の体調』を読み終えたので読書レビューを書いていきたいと思います。

 

著者:鈴木祐

 

科学ジャーナリスト。慶応義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の化学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手掛ける。

 

メンタリストdaigoさんの動画の元となる論文リサーチをしている方としても有名です。

 

序章~3章【炎症編】不調の原因は文明病!

 

序章から半分までは身体にフォーカスした内容になっていて、『最高の食事』『最高の環境』『最高の睡眠』ついて科学に基づいた見解が述べられています。

 

朝起きても何となく体がダルイ。会社に行ってもやる気が起きない。適当な食事でお腹を満たして疲れ切って家に帰る。仕事のミスも肥満も全部自分のせい。私達が普段、当たり前のように抱えて居る悩みは全て『文明病』による体内の慢性炎症が原因なんだそうです。

 

文明病とは?

文明の発達で近代化したことにより、環境と体内のミスマッチが起こり、現代特有の病気や症状が引き起こされてしまった。代表的なのは肥満、疲労感、不眠、抑うつ、集中力低下など。

 

簡単に説明すると、そもそも人間の脳と体は、狩猟採集民だった古代の原始的な環境の中で最高のパフォーマンスを発揮するようにできているらしく、豊富な食材、電子機器、スマホなんかの登場で体内でパフォーマンスの低下が起こって『文明病』の症状が出てしまうんだとか。

 

で、上記の症状を改善するには、古代と現代ミスマッチを3つのフレームワークに分け、それを減らしていけば『最高の体調』に近づいていく。という内容でした。

 

健康になるには3つのフレームワーク、腸内環境の改善が大事!

Image by Anastasia Gepp from Pixabay

 

【3つのフレームワーク】
古代より多すぎるもの、少なすぎるもの、新しすぎるもの3つに分けて考える

 

多すぎるもの少なすぎるもの新しすぎるもの
摂取カロリー有酸素運動加工食品
精製穀物(小麦など)筋肉を使う運動トランス脂肪酸
アルコール睡眠果糖ブドウ糖液糖
塩分空腹感インターネット
乳製品ビタミンスマホ
人口密度ミネラル人工の光
満腹感など食物繊維など慢性的なストレスなど

 

これらを減らしていくこと、腸内環境を改善させる食事をこころがけることで体は最高のパフォーマンスを発揮できるようになる。とのことでした。

 

他にも健康な体作りとして『最高の環境』、『最高の睡眠』編があってそちらも難しいことではなくすぐに取り入れやすい方法ばかりだったのでとても参考になりました。(特に睡眠編!)

 

後半は最高のメンタルを作るための方法が書かれています

 

後半は『最高のメンタル』『最高の仕事』『最高の人生』についての内容で、健康的な精神を維持するための方法を科学的な視点で書かれています。

 

例えば仕事のタスク管理については『3つのルール』を用いると効率が良い。

 

3つのルール

今日やり遂げたいことを3つ書きだして実践。今週やり遂げたいことを週の頭に3つ書きだして実践。など、日々のタスクや長期タスクなど、3つのルールで計画を立てて実践すると効率が良い。

 

急な用事で計画通りにタスクが進まない時には『イフゼンプランニング』を用いる。

 

イフゼンプランニング

『もしⅩが起きたらYをする』というように実行のタイミングをルール化しておく。12時までに原稿が終わらなければ(X)、他の作業を止めて最優先で取り組む(Y)。というように、達成したいプロジェクトにトリガーになる条件をつける。

 

こんな感じで、体と精神面を最高の状態に持っていく方法を科学的な視点で教えてくれます。興味がある方はぜひ読んでみて下さい。半分くらい漫画なのでスイスイ読めておすすめです。

 

 

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miyuki(イラストレーター)

ADHDの長女、自閉症の次女を育てる2人姉妹のママ。

発達障害な姉妹との療育生活や、コミュ障の悩みなど、日々ラクに暮らす方法を探し求めています。

このブログで使用しているイラストは帰属が明記してあるもの以外はすべてmiyukiのオリジナルですので無断転載はご遠慮ください。よろしくお願い致します。

 

発達姉妹とコミュ障ママ
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