コミュ障ママの悩み

私が子供時代のトラウマを解消した方法

コミュ障ママの悩み
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『成人したら自分の今の状況は自分のせい。親のせいにするな』って言ってる人を何人か見たことがあるんですが、私はいつも『キレイごとだな…』とつい捻くれたことを思ってしまいます。

 

そんな簡単に、自分でなんとかできるならとっくにやってるし、ぬくぬく育ってきた人にそのセリフを口にされると怒りさえ感じたこともあります。

 

ただの八つ当たりなのでそれを言い返したことはありませんが。。

機能不全家庭で育った人間の洗脳を解くのは難しい

 

機能不全家庭とは?

家庭を構成する家族に依存症、児童虐待、差別、浮気や離婚などの家庭不和や死別などにより「子育て」、「家族団らん」の機能を果たしていない家庭のこと。

 

機能不全家庭に育った人って、物心ついた頃から数十年、親の行動で自分の価値の無さを刷り込まれるんですよ。洗脳に近いと思います。親に守ってもらえない子供は、何のために生まれて来たのか自分の存在価値がわかりません。

 

私も、上記にある機能不全家庭の項目にほぼ当てはまる家庭で育ったので、子供時代は家で安心して過ごせなくて、友達の家を転々としたり、門限ギリギリまで外にいたりなど、寝てる時以外はなるべく家に居ないようにしていた子供でした。

 

機能していない家庭の場合、親から受ける影響は大きすぎる

 

子供は親の思う通りには育たないし、親の全てが子供の人格形成に影響するとは言い切れませんが、自分の根っこの部分の自己肯定感への影響は大きいと思います。

 

最も信頼できるはずの親に自分を守ってもらえずに育つと、生まれてきた価値あるのかな?生きている価値あるのかな?という悪魔の囁きがずっと頭の中にこびりついて離れないんですよね。

 

でも子供は逃げ場がない。どんな親だろうが社会人になるまでは耐えなければならない。

 

その生活を20年近く続ければ、そりゃ後ろ向きな性格にもなるし、卑屈にもなるし、ひねくれてもしょうがなくない?と思ってしまうわけです。

 

miyuki
miyuki

私なんて社会人になって過去の事なんか完全に克服したと思ってたのに、出産してから普通の家庭や親子関係の経験がないから娘との接し方がわからないし、フラッシュバックは起きるしでストレス過多でうつ病にまでなりました。

 

それくらい、人生への影響って大きいです。子供の頃の呪縛を解くのって時間の経過だけじゃ無理なんだなと思い知りました。

 

痛い記憶と向き合い、消化することでしか解放されない

 

出産をきっかけに子供時代の記憶がフラッシュバックし、子供達の発達障害も判明してストレス過多でうつ病になってしまった私。

 

カウンセリングを受けて先生の問診で当時の記憶をボロボロ泣きながら話してしまった時に、自分は全然立ち直れていないことに気づきました。

 

miyuki
miyuki

ツラい記憶だから、思い出さないようにしてただけで、本当は何も乗り越えられていないし、何も解決してませんでした。

 

先生の話を聞いたり、いろいろ本とかで情報収集しているうちに、自分の中に溜め込んでても何も良いことないし、私はもう母親だったので、娘達のために現状を変える必要がありました。

 

 

当時の怒りは消さなくていいし、許さなくていい

 

出産して気づいたんですが、私、ずっと母の事を許してなかったみたいなんです。

 

いろいろあったけど、大人になった今は親子として仲良くしてたと思います。ただその間、過去の話について触れたことはありませんでした。過去の話だし、今更な感じもしたのでお互いに子供時代の闇の部分には触れませんでした。

 

でも出産後に私が母親として悩むようになり、フラッシュバックが起きて子供時代を追体験するようになってから、『どうしてあの時守ってくれなかったの?母親なのに!』っていう怒りが湧いて、過去の記憶に苦しむことになりました。

 

誰かにあの時の自分の怒りを共有して欲しかった

 

カウンセリングで気づいたのは、結局トラウマの原因になった記憶を思い出さないように蓋をしていただけで、全然立ち直っていないことでした。

 

社会人になってからは母とはいい関係になれていたので、これには自分自身、かなり衝撃だったんです。

 

当時の事を鮮明に思い出すと勝手に涙が出るし、動悸がするし、『母親にくせに!』っていう言い知れない怒りがすごい湧いてきてしまって、すごく戸惑いました。

 

あなたが当時受けた扱いは許せなくて当然だから許さなくていい

 

これは、私の身の上を話した時に先生が私に言ってくれた言葉です。

 

その言葉を聞いた時、ば~っと勝手に涙が出てしまって、すごい恥ずかしくてひたすら「すいません」と謝っていたのを覚えています。

 

当時の子供の私は、たぶん誰かにこんな感じで怒りを共有してほしかったんだろうなと思いました。だってその診察後、うつ症状が自分でもわかるほど楽になったから。

 

『私は母みたいな母親にはならない』という決意が首を絞めていた

 

何で自分の子供時代の経験のせいで、私が育児で悩まなければならないのか?腹が立つ。カウンセリングでこんな事を思ってる自分に気づきました。

 

ずっと自分が苦しいのは育児が辛いからだと思ってたんですけど、娘達を通して自分の子供時代を追体験するのが辛いんだなとわかったんです。

 

娘達の泣き顔が、子供の頃の自分と重なってつらい

 

独身の頃、もし自分が母親になったら、良い母になれるだろうと根拠もなく思っていました。

 

miyuki
miyuki

自分は子供の頃ずっと辛い思いをしてきたから、子供の痛みがわかる。自分の母を反面教師にすればよい母親になれる。そんな風にずっと思ってたんですが、現実は違いました。

 

 

現実は、子供との接し方がわからない。あやすのも一緒に遊ぶのも難しいし、しんどい。

 

自分の自由はなくなり、自分の至らなさで子供が泣くたびに、昔の自分を追体験して、辛いし眠れないし、子供の泣き声は頭に響くし、気が狂いそうでした。

 

結局私は、当時の実母と同じなのかもしれない。子供の頃に感じた辛い気持ちを、我が子にさせているのかもしれない。なんで自分は良い母になれるなんて何の根拠もなく思ってたんだろう。

 

そんな風に毎日自分を責めて、自分に嫌気がして、最後は鬱になりました。

 

実母と私は違う人間であり、娘達と子供の頃の私も全然違う

 

カエルの子は蛙。というように、結局私も実母と同じように子供を泣かす母親なんだと落ち込んでいた私ですが、先生に、実母とはあなたは全然違う。それがイヤでこうして治療に来てるんだから大丈夫。あなたは同じことしたりしない。と言われ、また涙腺が緩みました。

 

でもあなたは逃げずに、鬱になるほど子供に向き合ってきてる。中には逃げ出して育児放棄してしまう人も実際にいます。でもあなたは放棄してないんだから、それだけでもエライのよ。

 

先生のこの言葉にも本当に救われました。私なんかが母親で娘達が可哀そうってずっと思ってたので、私でも少しはちゃんと母親やれてるのかな。と思えたから。

 

トラウマを人に話したことで、過去の事として消化できた

 

初めてトラウマを人に話した後、最初は情緒不安定になって動悸がすごかったんですが、しばらくすると妙に落ち着いて、それからフラッシュバックの数が減ったんです。

 

精神的に楽になってきた事で、次に私がしたことは、当時の事を母と妹に話したことです。

 

20数年ぶりにトラウマになった出来事について話し合った

 

母と話そうと決めてから、実際に話せたのは1年後くらいです。

 

やっぱりお互いに傷を抉ることになるので怖い。というのが本音でした。でも私は娘達のために鬱を治す!と決めて心療内科に通院しているので、中途半端で終わるわけにはいかなかったんですよね。

 

根本を治さないと、またいつ鬱がぶり返すかわからなかったので、この機会にちゃんとケジメをつけたいと思って母にLINEで打ち明けました。

 

自分の考えをちゃんと伝えるために直接ではなくLINEにした

 

直接だとお互い泣いて話を進めるのが大変そうだなと思ったし、当時の怒りが蘇って不用意に母を責めてしまいそうだったのでやめました。

 

miyuki
miyuki

結果、LINEで良かったと思います。当時の母の気持ちを冷静に受け止めることができました。

 

あの時の話をして感じたことは、母は弱い人で、守るものが複数あって身動きがとれなくなっていたということ。

 

これは、多分私が今、母親じゃなかったら理解できずに責めていたと思います。自分も子を持つ母親だからこそ、責められませんでした。私を切り捨てたわけではなく、あの時期はどうしようもなくて、追い詰めてごめんなさいと謝罪を受けました。

 

お互いの気持ちを確認できた事で、フラッシュバックが激減した

 

妹とも当時の話をし、ずっと疑問に思ってたことがわかって納得した様子でした。そして、気づいてあげられなくてゴメン、それはかなり辛かっただろうね。と言われた時は泣きそうになりました。

 

こうして当時の私の気持ちを母と妹に知ってもらえたことで、その後フラッシュバックが激減して体調がだいぶ良くなっていき、減薬も順調に進んでいっています。

 

人に話すだけで、これだけ違うのかと身をもって知りました。辛い気持ちは飲み込まずに人に話さないと過去の事として消化できないんだなと。

 

忘れたフリしても何かのきっかけで噴き出すから、一人で我慢しない

 

あの時、親や友達に言えなくても、『第三者に助けを求める』という選択肢があればここまでこじらせなかったのかもしれない。

 

でも子供の自分は、誰かに助けて欲しかったのと同時に、誰にも知られたくないとも思っていたので、やっぱり今解決すべき問題だったのかもしれません。

 

miyuki
miyuki

トラウマを解決するには自分一人では無理だと思うんです。それが出来たら、誰もこじらせて苦しんでないと思うから。だから気持ちを打ち明けることができる人や機関(相談窓口など)を探す方が一番の近道かなと私は思います。

 

もしそれでも誰にも頼れなかった時は、日記に気持ちをぶつける!

 

嘘みたいな話ですが、日記って本当に効果アリです。認知行動療法の一つでもあると言われているので是非試してみてください。

 

書き続けているうちに、過去の日記を読み返すと恥ずかしくなったり、客観的に見ることが出来るようになっていたり、いつのまにか気持ちの整理がついている自分に気づきます。

 

以上が、私がトラウマを解消した方法です。参考になれば嬉しいです。

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miyuki(イラストレーター)

ADHDの長女、自閉症の次女を育てる2人姉妹のママ。

発達障害な姉妹との療育生活や、コミュ障の悩みなど、日々ラクに暮らす方法を探し求めています。

このブログで使用しているイラストは帰属が明記してあるもの以外はすべてmiyukiのオリジナルですので無断転載はご遠慮ください。よろしくお願い致します。

 

発達姉妹とコミュ障ママ
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